- 不動産用語集
不動産用語集
- 両手
- 両手とは、不動産売買における媒介報酬（成約報酬・仲介手数料）を売主側・買主側の両方から受領するケースを表す用語です。両方から手数料を受領する・・という略です。不動産売買の媒介報酬は、依頼者の一方につきそれぞれ売買代金に対して、宅地建物取引業法で規定した範囲内の報酬を受けることができます。※規定の報酬額を超えて受領することは法令違反となります。
- リノベーションとリフォーム
- リノベーション（リノベ）とは、一般的に既存建物の間取り変更を伴う大規模な改修工事をいいます。中古の建物に対して、新築時の状態もしくは、その状態よりさらに価値を高めるよう、建物の全面的な改修・改装・改造工事、設備交換等を行うことです。これに対してリフォームとは、マイナスであったものを0（元の）の状態にする意味合いとして使われます。
「リノベーション」という言葉にハッキリとした定義はありませんが、「リフォーム」とは区別して使われています。リフォームは、建物を新築当時の状態に戻す方向で行われる工事で、リノベーションはその時点の最新設備を導入する方向で行われる工事と解釈する例もあります。リノベーションでは、間取り変更や使い勝手の変更を伴うことが多いのでリフォームに比べて大規模な工事となることが多いです。わかりやすく表現しますと、リフォームは【若返り】で、リノベーションは【生まれ変わり】です。
- 流通業務市街地整備法
- 流通業務施設（トラックターミナル、貨物駅、卸売市場、倉庫等）の整備に関して定めた法律で、流通機能の向上や道路交通の円滑化を図る法律です。
- 利回り
- 支出に対する利益の割合のこと。
- リーシング
- 主に商業用賃貸の支援業務のことをいいます。賃貸仲介業務を重点に置きますが、マーケティング調査、テナントの構成や賃貸条件の設計・調整、アドバイスなど、収益を確保するためのサービス業務のことです。
- リビング＝Ｌ
- 居間のこと。家族が団欒する普段居る部屋のことです。
- レインズ（REINS）
- 不動産流通標準情報システム（Real Estate Information Net_work System＝ＲＥＩＮＳ）のことです。
⇒「不動産指定流通機構」
- レンタブル比
- 延床面積に占める収益部分の面積比率のことです。
- レントロール
- 投資物件個々の賃貸条件一覧表のことです。
- 陸屋根（ろく屋根）
- 勾配１／１００程度の水平にきわめて近い屋根で、鉄筋コンクリート造などの耐火建築物に多く見られる屋根です。
- 路地状敷地
- 敷地の形状の呼び名で別名「旗ざお」とも呼ばれる敷地のことで、敷地の本体部分が「旗」で路地状部分が「さお」に相当します。この路地状部分が道路に接道しますが、建物を建築する場合に建築基準法ではこの路地状の幅が最低２ｍ必要と定められています。又、路地状の長さも都道府県条例等によって制限がある場合があります（例：東京都の場合は長さが２０ｍを超える場合は幅が３ｍ以上必要等）ので、注意が必要です。⇒「敷地延長」
- ロフト
- もともとの意味は「屋根裏部屋」ですが、不動産広告では、屋根の傾斜を利用し居室の天井近くに設けられたスペースのことを指します。可動式のハシゴを利用して上り下りするのが一般的で、収納スペースや就寝用のスペースなどとして利用される空間です。換気窓も設けていない場合など、夏季は熱気がこもりやすい欠点があります。
- ロウイー（LOW-E）ガラス
- ペアガラスのうち、ガラスの内面部に特別な金属膜を加えた物で、エネルギー効率に優れます。太陽光の熱を遮断するタイプと、室内の熱を逃がさないようにするタイプがあります。
- 路線価
- 宅地の課税標準を定めるために算定され、道路に面する標準的な宅地の1㎡当たりの価格のことです。国税庁が公表し相続税や贈与税の算定基準となる相続税路線価と、市町村（東京都23区は東京都）が公表し固定資産税・不動産取得税などの課税に使用される固定資産税路線価がある。相続税路線価は国土交通省が公示する公示価格の8割程度、固定資産税路線価は7割程度に評価されています。
